カイジ「オレなんだ…!」

「他人なんかカンケーねえんだよ..........!オレだっ....!オレだっ......!オレなんだっ......!」「この結果は言うなら必然 これまでのオレの人生のツケ……!」

Polygonチェーンの「Matic」の入手方法

SKY STOCKSは「Polygonチェーン」で
稼働予定のサービスです。

 

Polygonで仮想通貨を取引するには

ガス代(送金手数料)が必要です。

 

Polygonで使う「ガス代」は

「Matic」という通貨です。

 

このMatic、入手方法が

少々厄介です。

 

結論としては、Bybit(バイビット)で

買うのが一番手っ取り早いと思います。

 

ポリゴン(Polygon/MATIC) の買い方|Bybit(バイビット)公式

 

流れ

Bybitアカウントを作成する

BybitでKYC(本人確認)を完了する

Bybitに入金する

選択肢1:クレジットカードでチャージする(楽)
選択肢2:仮想通貨取引所から送金する(コインチェックなど日本取引所アカウント持ってる方向け。トラベルルールあり。面倒)

BybitでMaticを購入する

 

これにて購入は完了です。

 

MetaMaskへの送付方法

BybitからMetaMask(ウォレット)へ

Maticを出金しましょう。

 

ウォレットとは、個人が持つことができる

ウェブ上の財布のようなものです。

 

本当は「MetaMask」よりも

使いやすいウォレットは

世の中に沢山あるのですが、

 

「MetaMask」が世界一使われているので

これにならいます。

 

Bybitアカウントの「資産」の

Matic右側アクションから「出金」を選ぶ

送付先ウォレットアドレスを入力する

(今回はMetaMaskのアドレス)

 

チェーンタイプはPolygon(MATIC)を選ぶ

 

送りたい数量を入力する

最後に「提出」を押す

最後にメール認証や2段階認証などが

求められるので、正しく入力して完了です。

 

あとは5分〜10分待てば

MetaMaskアドレスにMaticが

届いているはずです。

私のDeFi体験談

私は2021年ごろから

DeFiの魅力に取り憑かれました。

 

当時の興奮が伝わると

嬉しいですが、どうでしょう。

1.はじめての出会い

2018年。

仮想通貨という名前自体は

聞いたことあったのですが、

具体的なことは何も分かりませんでした。

 

ある日、

ICOが儲かるらしい(IPOのようなもの)」

「2017年はすごかったから、2018年もきっとバブルだ」

という話を聞きつけました。

 

ネットで検索してみると、

知らない情報がわんさか出てくる。

 

「上場で即10倍になった」だの

「ADAコインは10万円分が1億円になった」だの

「去年1年間で値下がりしたコインは無い」だの

景気のいい話ばかり。

 

ほんとかよ〜?と思いながら

半信半疑でビットフライヤーという

日本の取引所でイーサリアム

買ってはメタマスクに送り出し、

ICOにお金を投入しまくりました。

 

結果は惨敗。

2017年のICOバブルは凄まじかったのですが

私の参加した2018年に、ICOは集金目的の

詐欺みたいなものばかりが集まっていて

蓋を開けてみれば「被害者ばかり」でした。

 

当初約束していた公約なんて1つも果たさず

音沙汰がなくなるプロジェクトたち・・・

 

私はまんまと2017年の熱狂に踊らされた

いわゆる「イナゴ」「養分」だったのです。

 

投資したカネはどんどん無くなり

仮想通貨への興味も失せました。

 

この頃から金融庁が「ICOは違法」と言い出したり

仮想通貨からどんどん人がいなくなりました。

 

2.「DeFi」との出会い

それから時が過ぎ、2021年。

 

ICOは死に絶えましたが、

2020年ごろから「DeFiが熱いらしい」と

ツイッターなどで囁かれ出していることに

気が付きました。

 

DeFiってなんだ?」と

再びネットで情報検索。

 

すると

「1万円をファーミングしたら1日1000円稼げた!」だの

「100万円をファーミング中ですが1日で原資回収しました」だの

ファーミングしたさにみんなトークンを買うから値下がりしない」だの

またわけの分からない熱狂がそこにありました。

 

やめときゃいいのに、

「養分魂」に火が付いた私は

その熱狂の渦に飛び込みました。

 

おそるおそる「ファーミング」という

仕組みに資金を投資してみると、

たしかに毎秒「金利」のような形で

リワードが貰えました。

 

「す、すげぇ、毎秒お金が増えるのを見るのは、めちゃくちゃ楽しい・・・!」

 

例えば10,000トークンを預けると、

未請求のリワード欄に毎秒「0.01」ずつ

トークンが貯まって、好きなときに

「Claim(請求)ボタン」で

引き出せたのです。

 

ものすごく面白い仕組みでした。

 

 

上の画像は一例で、

10万円を「1時間」預けてみると

121ドル(BUSD)が返ってきたり

色んなDeFiがありました。

 

(もちろんその分リスクも高い。わずか1時間で、トルコリラに1年間投資してるようなリスクを背負ってます)

 

DeFi」「DEX」のはじめ方なんて

当時はググってもあまり出てこなかったので

仮想通貨Discordの人の多そうなところに

入っては、「教えてちゃん」になりました。

 

「この画面でエラーになるんですがどうしたらいいですか?」とか

「クレイムしたあとのトークンはどこを見れば入っていますか?」とか

(もちろん自分なりに調べ尽くした上で、です)

 

当時はみんなが手探りだったので、

とても親切に教えて貰えたものです。

(いまは誰も儲かってないのでみんな態度が厳しいです)

 

ここではじめて

DeFi面白い!仮想通貨おもしろい!」

と思い、色んなものに手を出し始めます。

 

3.「Solidly」との出会い

ソリドリーは、アンドレ・クロニエさんが

生み出したDEXです。

(匿名じゃなく実名!とても珍しいことです)

 

アンドレ

DeFiの生みの親」「DeFiの神様」

みたいな呼ばれ方をする人物で、

色んなDeFiの仕組みを世の中に供給する

「アイデアマン」です。

 

みんな彼のアイデアが大好きで、

 

「こんなアイデアを思いついたぜ!」

「だからみんな、このアイデアに投資しろ!」

 

と号令をかけたら、みんな

一斉にお金を投入します。

 

要するに「DeFi投資家」とは、

アンドレの大ファン」であり

アンドレの従順な下僕」でもあったのです。

 

そんなアンドレが、2022年に

考案したアイデアこそve(3,3)でした。

 

ve(3,3)のメカニズム

ve(3,3)とは

仮想通貨投資にゲーム理論を応用したもので

「これまでのDEXの欠点を克服する」と

自信満々に登場しました。

 

詳しくは ve(3,3)ってなんだ? をご覧下さい。

 

最初はどうしてve(3,3)にする

意味があるのか、訳がわかりませんでした。

 

今も正直よくわかりません。

 

ですがve(3,3)は

長い期間、安定稼働しています。

DeFiにおいて安定稼働は大事なことです。

 

なぜならDeFiにおける「トークン(コイン)」は

とても、とても価格が下がりやすく、

「価格が下がる」ということは

「損するリスク」が高いからです。

 

いっぽうve(3,3)系は比較的

安心して「トークン」を保有できます。

 

トークン価格が元気なうちに

「投資金以上の報酬をガンガン回収する」

ことが、割とベターな手法になってきてます。

 

最初に投資した資金は

取り戻せないことを覚悟して、

「農具」なんて呼ばれたりします。

 

最初に農具を買い、その農具を使って

ガンガン報酬を回収するんです。

 

最初に100ドルでツルハシを買い、

1日2ドル掘れば、50日で原資回収完了です。

 

あとはツルハシがぶっ壊れるまで

ツルハシを振り続けるだけです。

シンプルですね。

 

話を戻すと

トークン価格は「下がらない」

ってわけではありません。

 

他のDeFiと比べて「下がりにくい」だけ。

原資回収できれば勝ちだし、

原資回収できなければ負け。

 

シンプルな戦いです。

長い目で見るといいかもしれません。

 

ve(3,3)の概念はまだまだ難しく、

普及してるとはとても言えません。

 

ですが「知っている人は知っている」状態です。

特に日本人では一握りだと思います。

 

私はそこにチャンスを見出してます。

 

2008年に「iPhone3G」を持ってる人は

奇異な目で見られました。

 

「不便そう」

「パカパカケータイのほうが使いやすそう」

 

でも今はどうでしょう?

 

スマホ持ってないとか、不便そう」

ガラケーしか持ってないとかおじいちゃん?」

 

ってな具合です。

 

もしかしたらve(3,3,)も

今はそんな時期なのかも・・・

DEXってなんだ?

DEX(デックス=Decentralized Exchange)とは、

「分散型取引所」のことです。

 

従来の「取引所」のことは

「CEX(Centralized Exchange)」

と呼んだりします。

 

DEXは、ブロックチェーン上で

スマートコントラクトを使って動いているので、

といった特長があります。

 

※以下の記事もお読みください

ブロックチェーンってなんだ?

 

有名なDEX

有名っぽいDEXの例を挙げます。

 

Uniswap(2018年)

ユニスワップ

世界で一番利用されている

DEXで間違いないでしょう。

 

「Swap」といって、

とにかく手軽に仮想通貨同士を

交換できるようになり、

業界に激震が走りました。

 

ユニスワップ登場以前は、

使いづらいDEXばかりだったのです。

 

すべてはここから始まったと

言っても過言ではありません。

 

自動的に価格を決定するプログラムは

AMM(オートメイトマーケットメイカー)と

呼ばれるようになりました。

 

Sushiswap(2020年)

 

Uniswapをパクった

スシスワップが登場しました。

(プログラムを完全にパクることをフォークと言います)

 

これも結構人気です。

創設者は匿名です。

 

Pancakeswap

Uniswapをパクった

パンケーキスワップが登場しました。

 

キャラが可愛いし、

これも根強い人気があります。

創設者は匿名です。

 

Compound

 

コンパウンド

「レンディングサービス」です。

 

「仮想通貨を預けることで、別の仮想通貨を借りられる」

という、DEX上で

質屋みたいな商売を始めました。

 

これが大人気。

 

これまた色んなところが

コンパウンドをパクって(フォークして)

同じことを始めました。

 

Basis Cash



ベーシスキャッシュは、

「プログラムで、1ドルと同じ価値を持つ疑似コインを作ろう」

という試みを持ったDEX(DeFi)です。

 

1ドルのことを「ステーブルコイン」

と言うのに対し、

 

この疑似1ドルは「アルゴリズミック・ステーブルコイン」

と言われたりしました。

 

「1ドルを作るために、お金を用意しなくていい」

なんて、どんな錬金術でしょうか?

 

「1ドルコイン」を「タダ」で作っていいのは

アメリカ国家だけなのに・・・(通貨発行益)

 

これも一瞬人気になり、色んなところが

ベーシスをパクって(フォークして)

同じことを始めました。

 

Curve Finance

カーブファイナンスは、

ステーブルコイン同士の

Swapに特化したDEXです。

 

ステーブルコインが一同に集まるので

流動性が高く、つまりだいぶ安定的に

ステーブルコインを交換することができます。

 

カーブもなかなかの「革命家」です。

「Curve Wars」なんて単語も生まれました。

 

Curve Warsとは?仕組みを分かりやすく解説

https://www.protagonist-inc.co.jp/media/what-curve-wars/

 

DEX界は、カーブにかなりの影響を受けました。

 

Olympus DAO

オリンパスダオは「ゲーム理論」を

採用というか、主張し出しました。

 

株やFXをやってる方なら分かると思いますが、

 

「みんなが売るから、価格は下がる」

「だから、みんなが売らなければ、価格は上がり続けるのだ」

この理屈自体は、正しいです。

 

上のゲーム理論の表でいうところの

(3,3)を目指せば

合計利得が「6」となり、

 

つまり「みんな得するよね!」

っていう話です。

 

しかし実際はそんなに

うまくいかないのが投資ってモノ。

 

投資で得する人がいるのは、

投資で損する人がいるおかげです。

そこを履き違えてはいけません。

 

「やれやれ、プロジェクトが妄想を語り出したら終わりだな・・・どうせ、ごく一部の人だけが儲かって終わるんだろう」

と思いきや、

 

オリンパスダオはこれまた大人気!

(仮想通貨民、だいじょうぶ?)

 

色んなところがオリンパスをパクって

同じことを始めました。

 

ここから(3,3)という単語が

流行りまくりました。

 

そしてDEXは今日もどこかで、なにかが流行ってます。

 

 

ゲーム理論を活用したDeFiインフラOlympus DAOの仕組みとは?

https://pontem.network/posts/gemuli-lun-wohuo-yong-sitadefiinhuraolympus-daonoshi-zu-mitoha

The Game (Theory) of Olympus

https://olympusdao.medium.com/the-game-theory-of-olympus-e4c5f19a77df

 

Solidly

ソリドリーは、

ve(3,3)をはじめて提唱したDEXです。

 

kaiji-dex.hatenablog.com

 

「Curve Finance」と

Olympus DAO」を

合体させたようなものです。

 

Sky Web3 Visionの提供するSKY STOCKSは、

このSolidlyをパクったと言って差し支えありません。

 

このとおり、DEXは色んな形で

進化(?)し続けています。

 

たぶん、これを読んでも

「なんでDEXが流行ったのか分からない」

という方がほとんどだと思います。

 

その「凄さ」は実際にやってみないと

分からないものですが、

できるだけ伝わるように

体験談を交えてお話します。

 

kaiji-dex.hatenablog.com

ブロックチェーンってなんだ?何がすごい?

ブロックチェーンのことを

とても簡単に説明します。

 

私は事実をねじ曲げて

「わかりやすさ優先」で説明します。

 

詳しく、正しく知りたい方は

ブロックチェーンとは」でググったり

アマゾンで本が大量にあるので

そちらを読んでみてください。

 

ブロックチェーンは「情報の鎖」

「情報の箱が、鎖状に繋がっている技術」のことです。

 

言い換えると、

「データのブロックが、チェーン上に繋がっている技術」のことです。

だから、ブロックチェーン

 

シンプル。終わり。

 

ブロックチェーンの何がすごいの?「改ざん耐性」

ハコが鎖で繋がっていると、何が良いのか?

 

鎖で繋がっているということは、

「情報の不正な改ざんが超難しい」のです。

 

例えば、こんなデータの箱があるとします。

 

[A-B] [B-C] [C-D]

 

「A-Bのハコの右には、B-Cがある」

「B-Cのハコの右には、C-Dがある」

ことが分かりますよね?

 

同じアルファベット同士が隣り合わせです。

これが正しい順番です。

矛盾がありません。

 

じゃあ、不正をしたい人が、

情報のハコをこんな風に並べ替えたら

どうですか?

 

[A-B] [C-D] [B-C]

 

「Bの右にはBが無いといけないのに、Cがある?」

「Dの右にはDが無いといけないのに、Bがある?」

大混乱です。矛盾が発生してます。

 

だから、このデータは

正しくないことが分かります。

 

こんな不正なデータは捨ててしまいましょう。

 

ブロックチェーンの何がすごいの?「分散ノード」

冗談抜きで、ブロックチェーンの世界では

不正を疑われたデータは捨てられます。

 

「なーんか怪しいデータなので不採用」 になります。

 

じゃあ、データが捨てられたら

どうリカバリーしたらいいのか?

 

世界のどこかにある

「正しいっぽいデータ」

を採用すればいいのです。

 

なぜこれができるかというと、

ブロックチェーン「世界中のコンピュータに分散してデータの管理を任せているから」です。

 

1台に任せるから不正が起きる。 1台に任せるからシステムダウンがあり得る。

 

なら、複数台に任せて、

相互監視させればいいじゃない。

 

一部のデータが間違っていたり

古かったりするなら、

コンピュータの大多数が

「たぶんこれが正しい」と言う

結果を採用すればいいじゃない。

 

まさにコンピュータ世界における民主主義

 

実はニンテンドースイッチ

「ネット通信対戦」も

ピアツーピア(P2P)通信といって

けっこう近いことをやってます。

 

分散しているから、強い

DeFiは「国民の武器」だ記事で、

 

DeFiはプログラムで動いてるのなら、そのサーバーごと落とせばプログラムは止まるんじゃないか?」

 

という話がありましたが、

ここまで読めば分かったでしょうか。

 

ブロックチェーンとは

世界中のコンピュータみんなで

分散して支え合っているから、

 

「特定のサーバーを落とせばプログラムは止まる」

なんて隙は見せません。

 

たとえ日本に核兵器が撃ち込まれて

日本のコンピュータが全滅しても

アメリカなどでサーバーが動いてるなら無問題です。

 

ちなみにアマゾンが提供している

超強いサーバー「AWS」も

世界中にサーバーが存在します。

 

だから、どこかのサーバーが

落ちたくらいじゃ、全体として

1ミリも影響はありません。

 

え? 「じゃあブロックチェーン使わずにAWSでもいいじゃないか」って?

 

いいえ、分かっていませんね。

 

DeFiは「国民の武器」だ でも書いたとおり、

「非中央集権がブロックチェーンを使うこと」に

大きな意味があります。

 

アマゾンは匿名じゃありません。

 

もしもアマゾン本社などが

アメリカは破綻し、中国が世界のリーダーになるだろう」

なんて発言した日には、

 

代表や役員が逮捕されて

保釈されるのに多額の金を取られて

その後もFBIやらCIAやらに

家族もろとも監視されるのがオチではありませんか?。

 

アリババの創業者ジャック・マーは

中国を批判するような発言をした直後、

一時「謎の失踪」をしましたよね。

 

怖すぎます。

 

ブロックチェーンはすごいけど、発展途上でもある

というわけで、せっかく

「不正しづらくて」

「システムが止まりにくい」

 

すばらしいブロックチェーン技術が

あるのですから、使わない手はありません。

 

これが「DeFi」とか「DEX」とか

「DAO」とかでよく利用されるのです。

(全部Dから始まる!)

 

ただし、ブロックチェーン技術は

2009年に誕生しましたから、

(その元となるP2P技術はもっと昔からあった)

 

数十年以上の歴史ある「サーバー」

「データベース」「中央集権システム」と

比べるとまだまだ新参者の、発展途上の技術です。

 

バグも多いです。ハッキングも多いです。

(金融でバグやハッキングって致命的ですが・・・)

 

ブロックチェーンって、まだこんなこともできないんだ?」

 

っていうことも、実はたくさんあります。

 

あたたかく発展を見守ってあげてください。

 

ブロックチェーン技術(Bitcoin)に関する論文(2009年)

https://www.kk-kernel.co.jp/qgis/HALTAK/FEBupload/nakamotosatoshi-paper.pdf

DeFiは「国民の武器」だ

DeFiってなんだ?」の続きです。

 

DeFiは既存の金融に対する

「強力な武器」

「カウンターパンチ」

にもなります。

 

一体どういうことでしょう?

 

例えば、

2013年に、キプロスで銀行預金が封鎖されました。

2021年には、レバノン預金封鎖が起きています。

 

預金封鎖なんて本当にあるのか」

と思う方もいるでしょう。

 

ええ、実際あるんです。

銀行は国の言いなりで「中央集権」ですから。

 

国に逆らえば、免許剥奪されて

社員みんな失業します。

(もしくは国の意向に反対した会社役員が突如失踪したり、不審な自殺を遂げます。不思議ですね)

 

「だけど、日本は預金封鎖なんて起きないでしょ?」って?

 

いやいや、甘いです。

 

日本は戦後の1946年に

預金封鎖したことがあります。

  1. 預金封鎖する
  2. 流通している旧紙幣を使えなくする
  3. 旧紙幣を銀行に預けさせ、新紙幣と交換する
  4. それら預金に対して、最大90%の財産税をかける

戦後経済の混乱を抑えるため、

こんなむちゃくちゃなことをして

国民のお金を大幅カットしました。

 

「中央集権」ってこんなに強い

権限を持っているんですね。

おそろしい。

 

中央集権vs非中央集権

これに対抗するのが「非・中央集権」です。

 

「非・中央集権」って?

 

金融で言うところの「DeFi」のことです。

 

DeFiはその仕組み上、

個人がかなり特定されづらいです。

 

なんせ「ネット上にプログラムが存在して動いてるだけ」なので、

  • 「誰が開発したのか?」
  • 「誰が管理者なのか?」
  • 「どこの国の人間なのか?」
  • 「なにが真実なのか?」

これらの答えにたどり着くことが、

ものすごく難しいんです。

 

国は、プログラムを規制する術がありません。

 

だから、ある日突然「中央集権」が

預金封鎖します!!」と宣言しても、

「非中央集権」側からすれば、

「あ、そう。関係ないね」で済むわけです。

 

非中央集権は、中央集権の規制や

プレッシャーを受けないのです。

 

っていうか、

「中央集権型システム」

に不満がある人たちが立ち上げた概念が

「非中央集権型システム」

なのです。

 

国に好き放題されてたまるか!

そうだそうだ!

俺たちで弾圧されないシステムを作ってやる!

 

なんという反骨精神。

すばらしき21世紀の一揆

 

非中央集権とはまさに

「人民の、人民による、人民のための武器」

だと思いませんか?

 

DeFiに限らず、この現象は

国の圧力が強いところでよく見られます。

 

例えば中国。

メッセンジャーアプリ「WeChat」は

中国国内でたくさん使われていますが、

中国共産党の批判」「天安門事件

のことを送信したら大変です。

 

「金盾(中国共産党による検閲プログラム)」

に引っかかり、ほどなくして

ネット専門警察が自宅に訪ねてくる

可能性があります。

 

だから迂回アプリを使ったり、

匿名性の高いツールを使って交流するのが

当たり前だったりします。

 

日本では考えられない感覚ですが、

日本がいかに安全な国かの裏返しです。

 

ところで、ちょっと詳しい人なら

DeFiはプログラムで動いてるのなら、そのサーバーごと落とせばプログラムは止まるんじゃないか?」

と考えるかもしれません。

 

いやいや、DeFiがそんな弱点を

放置しているわけがありません。

 

その問題、「ブロックチェーン」が解決済みです。

詳しくは「ブロックチェーンってなんだ?」で説明します。

DeFiってなんだ?

DeFiとは、Decentralized Financeの略で、

直訳すると「分散型金融」です。

 

既存の金融(CeFi)に対抗して生まれたのが

新しい金融(DeFi)です。

 

訳が分かりませんよね。

くわしく説明します。

 

DeFiは「21世紀型の金融」

「金融」といえば身近なものが銀行です。

銀行に例えてみます。

 

銀行といえば、

「○○銀行」と会社登記があって、

立派な建物が建っていて、

社長がいて、社員がいて、

みんな給料を貰っていて、

ATMも全国に何千台もあって、

金融業の免許を持っています。

 

当たり前のことです。

何の不思議もないですね。

 

この銀行の仕組みが嫌いな日本人って

多分ほとんどいません。

 

銀行に対して良い印象も

悪い印象もないと思います。

 

一方、日本では普通のことが

ぜんぜん普通ではない国も

たくさん存在します。

 

日本では感じることのない「不条理」

発展途上国だと、

 

「銀行口座を持ってない」

「住んでいる町に銀行がない」

「窓口の担当者を信用していない」

「そもそも銀行を信用していない」

 

なんて当たり前にあります。

 

もし日本で

「この担当者は私の預金をネコババしないだろうか?」

なんて疑うお客さんがいたら、

そうとう用心深いか、もしくは

アルツハイマー」を疑われるでしょう。

 

日本と海外ではなぜこんなにも

銀行に対するイメージが違うのか。

 

それは安全な国の日本と違って、

国外では「銀行はときどき悪さをする」

ことを知っているからです。

 

じゃあ、そんな彼らが信用できる銀行はどこか?

 

昔は「血縁関係」や「民族銀行」など

縁を重視していました(今も?)

 

少なくとも、血縁関係や同じ民族であれば

裏切る確率は低いからです。

 

では21世紀の今はどうでしょう?

 

「よく分からない人間や会社」

よりも信用できるものは

「自動で実行されるプログラム」

です。

 

その「自動で実行されるプログラム」のひとつが「DeFi」です。

 

DeFiのしくみ

DeFiは、既存の銀行(CeFi)と違って、

人の手が(ほとんど)介在しません。

 

プログラムがほぼ自動で管理します。

 

「今の銀行も、ほとんどプログラムで処理されているじゃないか」って?

 

いやいや、そんなレベルじゃありません。

 

有名な例を紹介します。

 

自動販売機ってありますよね。

自動販売機は、こんな↓プログラムで

動いていることは想像がつきますよね。

  1. お金を投入する
  2. ドリンクのスイッチを押す
  3. ドリンクが出てくる
  4. お釣りが返ってくる

このプログラムを、

こう↓置き換えるとどうでしょう?

  1. お金を投入する(預ける)
  2. 世界中の、好きな預け先を選択してボタンを押す
  3. 預金が始まる
  4. 預金はいつでも引き出せる

DeFiとは、まるで自動販売機のように

「ネット上で資金移動や投資を自由に行えるようにしよう」

という活動とも言えます。

 

このように

「事前のプログラム通りに物事が進むこと」

を、仮想通貨の世界では

「スマートコントラクト」

と呼んだりします。

 

スマートコントラクトってなんだ?

 

「人の手が要らない」ってすごいんだよ

「ATMやネットバンクでも同じことができてるじゃないか」って?

 

まぁ、たしかにこれだけじゃ

DeFiの魅力を伝えづらいですね・・・

 

日本の銀行が便利すぎるのも、

日本でDeFiが普及しない原因の

ひとつだと思います。

 

だけど、考えてもみて下さい。

 

現在、日本の「銀行員」だけで

25万人以上もの社員がいます。

  • ATMの保守、製造、開発
  • 全国の営業所、土地、不動産の所有
  • 紙幣の移動のための警備会社・・・

なども含めると、銀行業に関わる人数は

100万人では済まないと思います。

 

いっぽう「DeFi」は

日本だけでどれくらいの

人員が必要だと思いますか?

 

だって「プログラム通りに動く」ので

「基本的に人の手が不要」なんですよ。

 

へたすれば1万人くらいで

済むんじゃないでしょうか?

100万人 vs 1万人

これってどういう意味か分かりますか?

 

言い換えると、

銀行というシステムを維持するためには、100万人に給料を支払う必要があるということです。

 

これって見落としがちなんですけど、

ものすごい出費になると思いませんか?

 

少なめに見積もって、

社員1人の雇用を維持するのに

年間350万円かかるとしましょう。

社会保険料は会社側も半分負担していることを忘れてはいけません)

  • 社員100万人×年間350万円=年間3兆5000億円

 

既存の金融を維持するのにかかる人件費、なんと年間3.5兆円!(計算合ってますか?)

いっぽうDeFiの社員が1万人だとすると、どうでしょう?

  • 1万人×年間350万円=年間350億円

 

新しい金融を維持するのにかかる人件費、なんと年間350億円!(計算合ってますか?)

その差は3.15兆円。

人件費だけでこれです。

 

これ以外に土地、建物の

費用も掛かってるんですから・・・

 

みずほ銀行の店舗数は、8000あるそうです。

銀行システムの維持って大変だ。

 

この費用は一体どこで賄っているのか?

もうお気づきですね。

 

大部分は、日本国民である

あなたの財布で賄っています。

 

べつに私は

「銀行は人件費をもっと削って貧乏になれ」

なんて言いたいんじゃありません。

 

でももしも、もしもですよ。

この費用がなかったら、金融って

もっと利益が出て、もっと配当分配されてもいいと思いませんか?

 

使わなくて済んだ3兆円が、

もっと効率的に投資収益に反映されたなら・・・

 

いまの預金金利0.001%は、

金利1%くらいになったり

するんじゃありませんか??

 

こう考えると、

DeFiの可能性に少し気づきませんか?

 

DeFiは「国民の武器」だ

もうひとつ重要なことがあります。

続きはこちら

DeFiは「国民の武器」だ

ve(3,3)ってなんだ?

ve(3,3)の説明、めっちゃむずい

Sky Web3 Visionは、

SKY STOCKSというサービスを

オープンしようとしています。

 

まずSKY STOCKSが

やろうとしていることは、ve(3,3)です。

 

ve(3,3)とは、DEXの一種です。

DEXとは、DeFiの一種です。

 

はじめて聞く単語ばかりですね。

分かりやすく説明します。

全体図

 

概念としては

  • DeFi」というジャンルがあって
  • そのなかに「DEX」というカテゴリーがあって
  • そのなかに「ve(3,3)」という具体的な仕組みがある

といった感じです。

例えるなら

  • 「金融」というジャンルがあって
  • そのなかに「取引所」というカテゴリーがあって
  • そのなかに「板取引」という具体的な仕組みがある

のと似たようなものです。

 

DeFiってなんだ

まずDeFiとは何か。

「分散型金融」のことです。

DeFiってなんだ? で解説しています。

 

DEXってなんだ

続いてDEXとは何か。

「分散型取引所」のことです。

DEXってなんだ? で解説しています。

 

これらのサービスはすべて

ブロックチェーン技術を使っています。

ブロックチェーンってなんだ? で解説しています。

 

ve(3,3)ってなんだ

ようやくve(3,3)について説明できます。

ve(3,3)はDEXで採用された仕組みの一種です。

が、ve(3,3)の説明に入る前に

つぎの単語を覚えてください。

覚えることがたくさんありますね。

  • LPプール
  • Vote(投票)
  • Bribe(賄賂)

 

LPプールとは

別名「ファーミングプール」

 

LPとは、

リクイディティプロバイダー(流動性提供者)のことです。

DEXの世界ではユーザーがこのLPになることができます。

 

例えば

もしあなたがイーサリアム

100ドル分持っているなら、

 

その100ドルを「LPプール」に

預ける(提供する)ことができます。

 

LPを預けただけでは

単なるボランティア活動ですよね。

ですので当然LPには対価が発生します。

それが「リワード(報酬)」です。

 

では、何が貰えるのか?

「そのDEXが発行しているトークン」です。

 

ためしに「THENA」というDEXの

LPプールを覗いてみましょう。

ふむふむ。

 

「BNB&THE」というプールには、

合計$428K(42.8万ドル)が預けられていて、

APR(年利)が106.99%あるということですね。

 

報酬は「THEトークン」という、

THENAのネイティブトーク

(THENAにとっての基軸通貨)が

支払われます。

 

BNB/THEを100ドル預けたら、

1年後に106.99ドル分の「THEトークン」が

貰えていることになります。

(あくまで現時点の試算で、変動します)

 

しかも「ブロックチェーン」は

基本的にブロックタイムごとに

報酬が反映されるので、

だいたい5秒もすれば報酬が入ります。

 

5秒ごとに0.0001ドルくらい貰えて、

1年後には106ドル分になる、

といったイメージです。

 

もしかして、DEXしたことない方は

年利100%を超えることに驚くでしょうか?

 

DEXでは年利100%は当たり前です。

(いろいろカラクリがある)

 

このとおりDEXに流動性を提供すると

報酬が収穫できます。

 

この活動を、DeFiの世界では農業に例えて

ファーミング」と呼ばれます。

 

ここで十分な流動性を確保することで

盤石なDEX(取引所)を運営できるわけです。

 

Vote(投票)とは

Voteとは文字どおり投票のことです。

 

一体、何を投票するのか?

それは「報酬の分配バランス」です。

 

先ほど「LPには報酬が支払われる」と言いましたね。

「みんな平等に報酬を支払う」のも悪くはないですが、

もっといい方法があります。

 

それは

「より多くの投票を獲得したLPプールに、より多くの報酬を払う」ルールです。

 

言い換えると

「投票の少ないLPプールは人気がないから、報酬を少なくする」ルールとも言えます。

 

とても合理的で、民主的ではないですか?

 

もう一度THENAのLPプールを見てみましょう。

 

USDT/TAROTプールを見てみると、

APR(年利)が58.5%も貰えるようです。

 

いっぽうIPAD/BUSDを見てみると、

APRわずか0.03%です。

 

USDT/TAROTプールは

それなりに投票数を獲得できているから

58%もの年利がつきます。

 

いっぽうIPAD/BUSDは、

投票数を獲得できていないから

年利0.03%と低くなっているんですね。

 

投票すると収益分配が貰える

Vote(投票)では

「ve」と呼ばれるトークンを使って

誰でも週に1回投票できるわけですが、

投票者に一体何のメリットがあるのでしょう?

 

実は、投票者には

LPプールが使われた際に発生する手数料の

収益分配が受けられます。

 

だから「ve」を持っているのに投票しない

という選択肢はあり得ません。

 

具体的にどれくらい分配を受けられるのか?は

次のBribe(賄賂)の項目でまとめて説明します。

 

投票するとBribe(賄賂)も貰える

LPプールは

「投票が集まれば集まるほどよい」

ということが分かりました。

 

では、どうしたら

「投票が集まりやすい」でしょうか?

 

ve(3,3)の持つひとつの答えが

Bribe(賄賂)です。

 

またもTHENAの、

こちらのVote画面をご覧ください。

 

一例ですが、

USDT/BNBペアに「投票」すると、

APR(年利)499.39%の分配が

受けられるようです。

 

この内訳、何かというと

「手数料+賄賂金」です。

 

「このプールに投票してくれたら、これだけの手数料と、賄賂を分配しますよ」という金額の合計です。

 

いったい誰が、何のために賄賂を入れているのか?

 

それは、そのプロジェクトのオーナーだったり

いろいろな思惑を持った人が賄賂を入れます。

 

だって、プロジェクト側としては

「投票が集中」したほうが

ファーミングAPR(排出量)が

上がるわけですからね。

 

しかし、年利約500%・・・

毎週投票するしかないだろう、この金利は!

 

veとは

veとは、Vote Escrowedのことで、

「投票システム」のことです。

 

ve(3,3)ではDEX内で「投票」ができるのですが、

「ve○○」が必要です。

 

「THENA」というDEXなら「veTHE」が必要です。

「CHRONOS」というDEXなら「veCHR」が必要です。

「SKY STOCKS」というDEXなら「veSKY」が必要なのでしょう。

 

この「ve○○」ですが、

入手する方法は2つあります。

 

入手法1.市場で買う

市場で売られてるものを買えば、

ve○○は手に入ります。

 

ポケモンカードをメルカリで

買うのと似たようなものです。

 

大事なのは次の方法です。

 

入手法2.トークンロックする

トークンを人質に取ることで、

ve○○が手に入ります。

 

例えばSKY STOCKSでは、

SKYを1年ロックすると0.25veSKY(投票力)が獲得できて

SKYを4年ロックすると1.00veSKY(投票力)が獲得できます。
(追記:SKYも2年ロックが最大になったそうです)

 

トークンを人質にしないと投票ができません。

 

なぜトークンを人質に取らないといけないか、

分かるでしょうか?

 

SKYをロックさせないと、

SKYが売られてしまうからです。

 

SKYが売られると当然価格は下がるので、

価格が下がって嬉しい人はいません。

 

だからロックさせるのです。

涙ぐましい努力です。セコいです。

・・・が、実際に効果があります。

 

(3,3)とは

(3,3)とは、ゲーム理論でいう利得のことです。

「これを選べばみんな得するよね」

という選択肢のことです。

 

つまり、ve(3,3)とは

「誰もトークンを売らなければ、トークン価格は一生上がるよね」

という理想を本気で

掲げていることになります。

 

「売りより買いが多ければ価格は上がる」

 

たしかにこれは正しいですが、

本当に理想を実行しようとしてるのでしょうか?

 

・・・ですが、先ほど言ったことを覚えているでしょうか?

 

例えばSKY STOCKSでは、

Skyを1年ロックすると0.25veSKY(投票力)が獲得できて

Skyを4年ロックすると1.00veSKY(投票力)が獲得できます。
(追記:SKYも2年ロックが最大になったそうです)

 

つまり、Vote(投票)したい人が

増えれば増えるほど

SKYがロックされて、

SKYがロックされている限り

SKYは売られません。

 

SKYが売られないということは、

SKY価格が落ちないということ。

 

すごい!

「誰もトークンを売らなければ、トークン価格は一生上がるよね」

が本当に実現するかもしれません!

 

だから、Vote(投票)させるために

トークンをロックさせることは、

少なくとも今のところは

理にかなっているんです。

 

よく考えましたね。

これがve(3,3)のなんとなくの説明ですが、

なんとなくでも分かりそうでしょうか?

 

Vote Escrowed (ve)Tokenの仕組みとCurve Warsをリサーチしました

https://diveintocrypto.xyz/p/defivote-escrowed-vetokencurve-wars

What Is Vote Escrow?

https://coinmarketcap.com/alexandria/article/what-is-vote-escrow